練習しても、練習しても、ピアノが思うように弾けない!
このような方は、趣味のピアノ教室調和のオンラインピアノレッスンを、是非お試しください。
はじめまして。
趣味のピアノ教室調和講師の、かとう だいすけ と申します。
現役で演奏活動を行っているピアニストです。
コンサートでの演奏
デイサービスでのクリスマスイベント出演
どうぞよろしくお願いします。
指導方針
かつて、ピアノレッスンというものは、先生が一方的に自分の価値観を生徒に押し付け、自分の指示通りに生徒に弾かせるというものでした。
そして、生徒が先生の言う通りに弾くことができないと、なぜできない!お前はダメだ!一週間何やってきたんだバカ!と怒る(叱るではありません)というものでした。
バブル崩壊までは、音楽の世界は特殊だからなどという理由から、このようなレッスンが当然のこととされていました。
しかし、バブル崩壊、少子化といった社会状況の変化により、怒っていては生徒が逃げるということで、今度は、生徒がどのような演奏をしても、いいよいいよ何をやってもいいよ(ただし、レッスンはやめないでね)と褒めちぎるというのが、レッスンの主流になりました。
レッスンのあり方が大きく変化したかのように見えますが、どちらのレッスンも、生徒一人ひとりと向き合っていないという点では、何も変わっていません。
私は、これまでのピアノ講師としての経験から、レッスンにおいて最も大切なことは、今、目の前にいる生徒が、ピアノを弾くということを通して何をしたいのか、そして、生徒がやりたいことを実現するためには何をする必要があるのか、ということを生徒と一緒に考え、実践していくということだと確信しています。
何をしたいのかが決まらないのであれば、何をしたいのかを決めるためのディスカッションを行います。
何をしたいのかが決まれば、そのために何をする必要があるのかも、自ずから決まるからです。
生徒一人ひとりと向き合う。
これが、かとうだいすけの指導方針です。
レッスンの様子
練習しても、練習しても、思うようにピアノが弾けない!
過去に師事した先生から押し付けられた価値観や弾き方、書籍やビデオから得た知識や練習方法、自分の勝手な思い込み、といったことが原因で、練習しても成果が上がらないという無限ループに陥ることは多々あります。
なぜなら、それらの中には、ピアノの物理構造から考えて全く無意味であったり、ピアノの実情に全く沿っていないものが、多数含まれている可能性があるからです。
ピアノの物理構造に沿わず、ピアノの実情にも沿わないことは、どんなに練習を重ねても、できるようになるわけがありません。
ここで、ピアノのアクションモデルを使用した、以下の解説動画をご覧ください。
ピアノのアクションモデルを観察しますと、ピアノから大きな音を出すためには、鍵盤を高速で下げる必要があるということがわかります。
力を入れているのに、大きな音が出ないという場合、ピアノの物理構造に沿った力の入れ方をしていないということになります。
ですから、大きな音が出ないという悩みを抱えている方が、その悩みを解決するためには、現在行っている、ピアノの物理構造に沿わない力の入れ方を修正し、ピアノの物理構造に沿った力の入れ方を習得すればよいということになります。
音をつなげる(レガート)というのも同様です。
ピアノの物理構造としては、動画のアクションモデルのような機構が、一つの鍵盤につき一つ、88鍵のピアノの場合、88個内臓されています(ペダルという機構もありますが、話を簡略化するために、ここでは触れません)。
ある周波数の音と、別の周波数の音をつなげるということは、物理構造としては不可能です。
鍵盤を力を入れて押さえ込んでも、音がつながるわけではありません。
鍵盤を押さえ込むことによって、指や手、腕や身体が硬直し、動作がギクシャクとしたものになってしまうと、かえって音が途切れて聴こえたりします。
音をつなげるというのは、ピアノにおいては、音がつながっているように聴こえているというのが実情です。
そして、ピアノの物理構造を理解し、音がつながっているように聴こえるために何をするべきなのかを考えるところから始めることによって、レガート奏法が生まれてくるのです。
このように、ピアノの物理構造を理解するだけでも、ピアノ演奏に関する悩みを解決する糸口をたくさん発見することができるのですが、このような問題の切り分けを行わず、気合が足りないから音が出ないだの、あなたには才能がないだのと言って片づけてきたのが、これまでのピアノレッスンでした。
かとうだいすけのピアノレッスンでは、先の指導方針とともに、上記のような問題の切り分けを行いながら、解決方法の提示や、生徒と一緒に解決方法を考えるといった方法で、実際のレッスンを行っていきます。